今年の抱負を一字で、というのをテレビで見たので、自分は何だろうと考えてみました。
その前に、昨年末来は歴史に凝ってまして、世界史やら幕末等を勉強してまして、
今年に入ってからなのですが、司馬遼太郎の「世に棲む日日」と言うのを読破しました。
高杉晋作と、その師である吉田松陰の活躍を描いているのですが、革命の神、凄すぎます。
その中で印象的な点が2つありまして。1点がまず、晋作が作った奇兵隊なのですが。
そもそも奇兵隊の特殊性は当たり前ですが、それまでは戦争は武士が行ってたのですが、
身分を問わず募集している点にあります。これを正規軍の正に対するものとして奇を当ててるのです。
で、これが、これまで戦争を専門としていた武士(体面を重んじる)よりも圧倒的に強かったと言うんですよね。。。
良く考えるとこれって、かつてのギリシアのポリスの密集隊形(ファランクス)が騎馬を主体とした軍隊を圧倒したのと全く同じ現象なのですよね。騎馬を主体とした軍隊は貴族がメインとなって戦ったのに対して、ギリシアのポリス群は基本平民です(奴隷は別途居ましたが)。
その強さの根源は、ポリスでは直接民主制がしかれて、平民にも発言権があり、自分のことは自分で守るという意識が高く、戦意が高いのと平民でも武装可能な経済力があったことの2点です。
2000年以上前に地中海沿岸で起こったことと、なぜ日本の幕末で同じことが起こったのか。
答えは無いのですが、非常に興味深いです。
話は戻りまして、世に棲む日日で気になった2点目は、革命というのは①思想家(松陰)→②実行者(晋作)→③実利者(山形・伊藤)、という系譜をたどると言うものです。
思想家が種を巻き、実行者が育て、実利者が果実を得る。最後以外は皆死んでしまうってのが悲しい所です。生まれた時期が違えば、って所もあるとは思いますが、向き不向きもあるのでしょう。
会社経営の場合はこれ全部一度にやらないといけないんですよね。
と、振り返って見ると、自分は②と③の中間位しか出来てない気がします。
なので、①の方向にもっと尖って鋭くなって行かねば、と思うのです。
また、今年は事業としてもAppEngineとダイビングの2点に集中し、エッジを効かせる必要がある。
個人的にはもうちょっと体をシェイプしたい、という所の3点を絡めまして、今年の抱負一字は
『鋭』
としたいと思います。