最近個人的にお気に入りなのが、週刊ヤングジャンプで連載中の嘘喰いです。
基本はギャンブルものですが、麻雀とかのギャンブルものとは少し違いまして、
近いジャンルで言うと賭博黙示録カイジでしょうか。
基本的には主人公がギャンブルをしていくのですが、
他と決定的に異なり、新しい世界観(テーマ)として面白いのは、
「暴力」についての捉え方です。
国家というのは暴力を持って他国と内部を制圧することから始まる、と。
ルール・規則というのは守らせる暴力があって始めた成り立つのである、
なので、賭け事においてもそれを守らせる暴力と密接に絡み合う必然性がある。
と言う所から始まる漫画です。
圧倒的権力者の前で暴力を持たないカイジが果たして約束を守って貰えるのか、
と言う意味で考えると、皮肉にもカイジの世界観は完全に否定されてしまいます。
確かに、自分の全てを失いかねないような負けを喫した時に、
第三者の介入無しで圧倒的弱者に対して潔く全てを差し出せる人間ってどれほど居るでしょうか?
この漫画は超国家組織である賭朗に対して戦いを挑む、と言う形で物語りが進行します。
斬新且つシンプルなギャンブルと言うのも面白いですが、基本的に非現実的感満載です。
そこに上記の異質なリアリティをテーマとして盛り込むことで、
飽きさせない展開と話に厚みが出て来ます。
常々漫画は、テーマ、キャラ、テンポ、絵の順で大事だと思ってますが、
やはりテーマは最も大事だな、と再確認しました。
これ、ビジネスでも同じでですね、
①テーマ:事業コンセプト、目指すべき姿とその背景
→ここをはき違えたり、洗練されてないとそもそも始まらないです。やはり。
②キャラ:人間性
→やはりこれ大事です。人間性に欠けてると誰も相手にして貰えません。
③テンポ:スピード感、スケジュール
→良い案でもビジネスはスピードですね。
④絵:技術
→技術屋としてどうかとも思いますが、道具立ては最後です。
純粋にお勧めしとして書こうと思いましたが、何とか繋げて見ました。
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