ちょっと繰り返しになっている部分もあるかも知れませんが。ご容赦ください。
全何回になるか分かりません。
何は無くとも要件定義
まず、システム開発の要件定義からですよね、やっぱり。で、要件定義の中ってぶっちゃけあんまりインフラ的な話が出てこないことが多いです。
明らかに厳しめなものであることがわかっているものを除き(youtubeのようなものとか、証券取引システムとか)、ですね。
このフェーズでの話はやっぱり機能要件に走りがちで、非機能要件の洗い出しまでしっかりやることは結構まれです。で、それでも特に問題ないっちゃないでした、ある程度のパフォーマンスは最低限出せることが多かったから、ですね。
このフェーズについては特にGAEでも従来の構築手法でも特に大きく変わりがないように思います。
決めなきゃいけないのは、規模感がわかるものやパフォーマンス要件、特殊要件(ラインプリンタとか内部とのIF要件とか)の確認になります。
後はGAEが決まっている場合はどれだけGAEに合わない要件を先に切っておくか、これは必要かも知れません。(後述)
当然の基本設計
さて、要件定義が終わったら当然基本設計です。
ここで大きくGAEと従来型のインフラ構築の差が出て来ます。
GAEの場合
GAEでの手法の場合、ここで大きく舵を切ります。
要件定義で定義された要件がGAEで満たせるのかどうか?をざっと見ます。
あり得そうなポイントは
-Private環境とIFが取れるか?
→IP制限の問題とか、ポートの問題とか。まぁ最近は問題にならないでしょう。
-極端に短いTAT(ターンアラウンドタイム)が定義されてないか?
→本来はまぁ要件定義の際に切れる場合は切っておく、です。
-特殊機器等との特殊なポートでの連携がないか?
→最近それほど私の周りでは聞きませんが、ある場合は間に何か挟んで解決出来ないか、検討。
-セキュリティ要件
→これも最近ほとんど問題ないと思いますが、そもそも外に出しちゃダメとかって話だとアウト。
このくらいじゃないでしょうか?
これに引っかからなければ基本的にGAEでOKってことで、後は以下くらいを決めればOKです。
-フレームワークどうする?
→弊社の場合ほぼIZANAMI一択
-支払い方法は?
→うちでサポート含め代行するか、顧客アカウントで支払いしてもらうか?
-外部IFがある場合はちょっと調整
以上。
従来のインフラ構築手法の場合
えー、これに対してですね。通常のインフラの基本設計はと言うと。
都合上、データセンタ(サーバの置き場所)は既存の環境に空きラックがある前提とします。それはそれで別の話なのですが、実際はそれも当然考慮が必要です。
都合上、データセンタ(サーバの置き場所)は既存の環境に空きラックがある前提とします。それはそれで別の話なのですが、実際はそれも当然考慮が必要です。
サイジング
だいたいの処理量の概算等からサーバ規模を見積る、という作業です。大規模の場合だと、ベンダーさんにヒアリングシートを出して貰って、回答。1,2週間待って回答が帰ってくる、修正して・・・・というのを繰り返す可能性あり。
構成設計
サイジングと合わせて、主にNW構成を検討して、既存の環境に合うように機器含めて整理。サイジングの結果を持って、各種論理サーバを並べて行く。
上記の論理サーバを物理サーバにどうマップするか考える。
OSを何にするか考える。
MWを何にするか考える。
各MWをどのサーバに載せるか考える。バージョン、OS等の組み合わせでサポートがされているかベンダーに確認調整する。
また、上記の単純な配置からさらに、仮想化した場合のライセンスの考え方等を含めどのように配置するのがパフォーマンス上良いか、ライセンス費用的に良いか、運用上の境界の取り方として問題ないかのバランスを取って決定する。
各MWをどのサーバに載せるか考える。バージョン、OS等の組み合わせでサポートがされているかベンダーに確認調整する。
また、上記の単純な配置からさらに、仮想化した場合のライセンスの考え方等を含めどのように配置するのがパフォーマンス上良いか、ライセンス費用的に良いか、運用上の境界の取り方として問題ないかのバランスを取って決定する。
費用見積り
上記がだいたいできたら、ベンダーさんに見積りをお願いする。
見積りには以下を含める必要がある。
-HW費用
-MW費用
-OS費用
-SI費用(HWの設置費用、OS設計・導入費用、MW設計・導入費用が必要)
-HW費用
-MW費用
-OS費用
-SI費用(HWの設置費用、OS設計・導入費用、MW設計・導入費用が必要)
上記での調整
費用見積り等をもって、各種調整を行い、出し入れを行う。まぁ、それなりの規模感だとまず一発で決まるなんてことはありませんので。。。
このマネジメント
忘れちゃイケない、上記の作業をするにあたっては他の業務要件の出し入れなどの調整含め、スケジュール調整やベンダコントロールが必要になってくるのでマネジメントが必須になります。これもコストとして上乗せになる感じです。
基本設計まとめ
いかがでしょうか?基本設計のフェーズにおいてはとんでもない作業量の差異が生じます。
これちなみに、通常のIAASクラウド(EC2など)だとHWとOSの一部の部分に関しては非常に楽になりますが、それ以外は必要になる部分です。
私の感触ですが、縦軸にレイヤ、横軸に作業を並べると以下のような区分になると思います。
ここで、「簡易」としたのはある程度簡単なGUIからの操作等で出来ようなレベルのもので。「導入」ってのはインストールする、というだけの部分で、「構築」はそれがちゃんと連携取って動くように細かい設定を行う、という意味合いです。
これ、基本的にGAEだと全部まるっとほぼ「不要」になります。
作業量=コストであり時間ですので、ここで決定的な差が生じます。
この決定的な差は運用フェーズにも引き継がれることになります。
長くなったので次は詳細設計フェーズから続けます。
今回から一応ちゃんと見出しを設定してみました。見やすくなったかしら?
頑張って表なんかも書いてしまいました。
しかし、この表、なんとスプレッドシートからコピペ一発でした!びっくり。
これちなみに、通常のIAASクラウド(EC2など)だとHWとOSの一部の部分に関しては非常に楽になりますが、それ以外は必要になる部分です。
私の感触ですが、縦軸にレイヤ、横軸に作業を並べると以下のような区分になると思います。
| 設計 | 見積 | 導入 | テスト | ||
| MW | 必要 | 必要 | 必要 | 必要 | 必要 |
| OS | 簡易 | 簡易 | 不要 | 必要 | 必要 |
| HW | 簡易 | 簡易 | 不要 | 簡易 | 必要 |
| NW | 簡易 | 簡易 | 不要 | 簡易 | 必要 |
ここで、「簡易」としたのはある程度簡単なGUIからの操作等で出来ようなレベルのもので。「導入」ってのはインストールする、というだけの部分で、「構築」はそれがちゃんと連携取って動くように細かい設定を行う、という意味合いです。
これ、基本的にGAEだと全部まるっとほぼ「不要」になります。
作業量=コストであり時間ですので、ここで決定的な差が生じます。
この決定的な差は運用フェーズにも引き継がれることになります。
長くなったので次は詳細設計フェーズから続けます。
今回から一応ちゃんと見出しを設定してみました。見やすくなったかしら?
頑張って表なんかも書いてしまいました。
しかし、この表、なんとスプレッドシートからコピペ一発でした!びっくり。
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